父母連とは?

埼玉県草加市には公立・認可合わせて68の保育園があります(2022年4月1日現在)。
高い保育料のこと、定員の都合できょうだいが別々の保育園に通わざるをえないこと、障がいのある子の保育のこと、
保育園に入れないで「待機児」とされていること、保育園予算のこと、卒園後の学童保育に入れるかどうかの心配など、
ひとつの保育園では解決できないことをみんなでもちよって、みんなで解決しようとする集まりが「草加市保育園父母会連合会」です。

父母連のはじまり

1972年(昭和47年)に、保育園の父母会と学童保育の父母会が一緒に作った「草加市保育問題協議会」が父母連の始まりです。
保育園も学童保育も、それぞれ発展して独自の課題が大きくなったため、1986年(昭和61年)に、
保育園は「草加市公立保育園父母会連合会」に、学童保育は「草加市学童保育連絡協議会」にそれぞれ発展しました。

名称から「公立」を外しました

「草加市公立保育園父母会連合会」の名称で活動を続けていました。
今まで草加市には民間の認可された保育園はなく、すべて公立保育園でした。
でも2005年4月に開園した「ひかり幼稚舎」、家庭保育室「ハッピーナーサリー」は民間であること、
これから今まで無認可だった保育園が認可されていくこと、
認可外保育施設の保護者や職員とも同じ課題を持っていることなどの積極的な理由から、
2004年に「公立」を取り払い「草加市保育園父母会連合会」と変更しました。

私たちが活動しています

<事務局構成>
事務局員の選出は、各父母会の代表者および個人からの互選で総会で承認されます。
公示期間は4月から5月の総会前日までです。
2015年事務局メンバー>は、 会長 1名・副会長 2名(うち1名兼任)・事務局長 1名・事務局員 1名・
会計 1名(兼任)・会計監査 1名の6名です。

私たち父母連では、一緒に活動してくれるメンバーを募集しています。
それぞれ仕事を抱え大変ではありますが、子ども達の保育のため、
できる範囲で参加するというスタンスで助け合いながら活動しています。
ホームページの制作、管理の協力メンバーも募集しています。
詳しい事務局の担当役割はこちらをご覧ください。

活動の目的

草加市保育園父母会連合会 規約第4条に、
『この会の目的は、児童憲章、児童福祉法の精神にそった保育行政の充実、改善と会員相互の研修と親睦をはかる。
また、保育職員との交流、子育てを通して園児の健やかな発達をめざすとともに、
草加の子どもたちのより良い環境作りにも努力する。』と定めています。

活動報告2015年度 活動方針(PDF形式)〔別ウィンドウで開きます〕

今までの取り組みの成果

全保育室へのエアコンの整備(1999年)
延長保育の開始(1999年から指定園で実施。現在9園まで拡大)
市の保育園統廃合方針の撤回(2000年)
「協力期間」のとりやめ(2002年から)
保育園新設(2004年第2きたうら保育園)
障がい児保育(育成保育)の全園での実施(2004年)
産休明け保育の実施(2004年度からきたうら保育園で)
0歳児保育廃止方針の休止(2008年)- 0歳児保育を廃止するという市の方針をなんとか取り下げさせました。
保育園新設(2000年以降、ほぼ毎年のように開設)
幼児クラス(3・4・5才)での完全給食(主食無償提供)開始(2011年)
園舎の耐震診断開始(2013年)
草加の保育の質を維持したまま子ども子育て支援新制度開始(2015年)
園舎の耐震工事開始(2015年)

政治的に中立です

私たち「草加市父母連」は保育園児の保護者から構成される市民団体です。
私たちが望むのは草加市内の子育て環境の向上です。それ以外のことに踏み込むのは越権行為と考えます。
特に、子育てと直接関係がなく、賛否両論ある話題に関しては完全中立の立場を取ります。
そうすることにより、思想の違いがあっても子育てに関しては一致団結でき、
より多くの方々が草加市父母連の活動を認めていただけるだろうと考えます。
最近特に、市民団体が集まって市民連合を作り政治活動をしているということも耳にしますが、
私たち草加市父母連はそのような一切の活動は致しておりませんし、もしお声が掛かったとしてもお断り致します。
今後も関与していくことはありませんので、多くの皆様と一緒に草加の保育情勢向上のみに力を注いでいければと思います。
ハッキリ明示するために、2016年の総会にて規約を改正し、第13条を作りました。
なお、政治的中立に抵触する可能性が否定できないとのことで、全園代表者の賛成多数により、
草加母親大会への参加を2017年度より取りやめることになりました。